ギャラリー
本計画は、3棟構成の建物をエキスパンションジョイントで連結し、竹を主体とした中庭を中心に据えることで、都市にいながら静けさと奥行きを感じる住環境を創出した集合住宅である。
法規制を逆手に取り独立させたエントランス棟は、街と建物を緩やかにつなぐ「媒介」として機能し、周辺のスケールに応答した住棟配置とともに、調和ある街並みを形成している。
中庭は、植栽とルーバーにより外部の視線を柔らかく制御し、都市の喧騒から切り離された私的で上質な空間を演出。さらに、垂直に伸びる竹と建築の構成が織りなすスケール感により、日常の中に非日常的な体験を生み出している。
エントランス棟には杉板型枠コンクリートを採用し、流行に依らない「本物」の素材によって、長期にわたり価値を保つ建築の顔を実現。外観デザインは日本画の「輪郭」に着想を得て、水平と垂直のボリュームの重なりにより、繊細で奥行きのある表情を創出した。
| 建設地 | 東京都新宿区 |
|---|---|
| 延床面積 | 9,119㎡ |
| 竣 工 | 2018年1月 |
| 規模・構造 | RC 地上13階 |