ギャラリー
本計画は、江戸の記憶と由緒ある邸宅地としての歴史を継承する高輪において、これからの街の象徴となるランドマークを目指した複合用途建築である。
かつて「二本榎」と呼ばれ、人々が空や海を望んだ風景を現代に再解釈し、「高輪らしさ」を建築として再提示した。
国道に面するファサードは、重厚な基壇部と連続するマリオンによって街に品格と象徴性を与え、時とともに表情を深める素材選定により、歴史を積み重ねていく建築を実現。上層部のガラス手摺や木質要素、植栽計画が、かつての榎や四季の風景を感じさせ、都市の中に自然の記憶を呼び起こしている。
限られた条件の中で、住宅と事務所の動線を明確に分離しつつ、アプローチからロビーへと連続する空間構成により、奥行きと一体感のある上質なエントランス体験を創出。素材や光の扱いによって、プライバシーと開放性を両立させた。
| 建設地 | 東京都港区 |
|---|---|
| 延床面積 | 2,780㎡ |
| 竣 工 | 2018年4月 |
| 規模・構造 | RC 地上12階 |