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事業内容

企画

建築計画の第一歩は、敷地の可能性を正しく把握することから始まります。
法規・条例、周辺環境、接道や高低差といった敷地条件を調査し、建築可能なボリュームを検討します。あわせて、ターゲットとなる顧客層や市場性を踏まえた商品企画を行い、「建築できる建物」にとどまらない、事業性と商品性を両立した建築計画をご提案します。
この段階で整理した条件は、その後の設計・事業判断すべての前提となります。日照・景観・騒音などの周辺環境や、将来の法改正の動向まで丁寧に読み解き、リスクとチャンスを早期に明らかにすることが、事業の成否を大きく左右すると考えています。

基本設計

企画段階で描いた構想を、具体的な建築計画へと発展させます。使いやすさ、共用部の快適性、外観デザイン、動線計画などを総合的に検討し、建物全体の品質を高めます。「住みたい・使いたい」と思われる魅力と、長く価値を保つ建築としての質、その両立を大切にしています。
この段階では、複数のプランを比較し、バリエーションや共用部のあり方、コストバランスを多角的に検証します。関係各所との協議を重ねながら、コンセプトを一貫して図面に反映し、後工程での手戻りを防ぐ、確かな基本計画をまとめます。

実施設計

基本設計で定めた建築の考え方を、施工可能なレベルまで具体化します。
建築・構造・設備を総合的に調整し、細部の納まりや材料、仕上げなどを検討したうえで、設計意図を正確に施工へ伝える設計図書を作成します。意匠・構造・設備の各担当者が同じ図面を前に検討を重ね、施工者が迷わず施工できる精度まで情報を整理します。
納まりの一つひとつが、完成後の使い勝手や維持管理のしやすさに直結するため、現場の視点での検証を欠かしません。

監理

設計業務は、図面を描いて終わりではありません。工事が設計図書に基づいて適切に進められているかを確認し、施工者との協議や現場での検討を行いながら、設計意図を実際の建物へとつなげていきます。完成まで現場と密接に連携し、建物の品質を確認します。図面と現場の間に生じるわずかな違いも見逃さず、その都度、設計者としての判断を明確にお示しします。
品質・工程・安全のバランスを見ながら施工者と建設的な協議を重ねることが、設計意図をかたちにする最も確実な方法です。竣工後を見据えた引き継ぎも、この段階の重要な役割と考えています。

維持管理

竣工後の維持管理について、技術提供およびコンサルティングを行います。
あわせて、経年検査、各種性能の調査・診断、修繕計画の立案にも対応します。建物は引き渡し後、時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。定期的な検査と記録の蓄積により、不具合の兆候を早い段階で捉え、長期的な修繕コストの平準化につなげます。
設計から竣工後まで一貫して関わることで、建物の価値を長く保つご支援をいたします。

建替え・再生事業

マンションの建替えや等価交換事業には、新築とは異なる多くの課題があります。
既存建物の状況、敷地条件、法規、周辺環境、事業性、権利者の意向など、さまざまな条件を整理しながら、将来の暮らしを見据えた計画をつくる必要があります。私たちは、これまで培ってきた共同住宅設計の経験を活かし、敷地のポテンシャルを最大限に引き出す建築計画をご提案します。土地・建物の価値を的確に捉え、将来にわたって価値を生み出す建築を目指します。
長期的に価値が持続する建築を実現するため、土地所有者・事業者・購入者のそれぞれにとって納得いただける計画を、丁寧に探ってまいります。